スペインの名門アトレティコマドリードの育成年代を指導する現役コーチであるハビエル・ロドリゲス氏を招き、2セッションのトレーニングと間には座学も行い多くの刺激と学びのある充実した1日となりました。

午前パートでは『自陣ゴール付近でのDF』をテーマにトレーニングを行いました。
個人レベルでの優先順位や体の向きなどから取り組み、その後グループでの守備に取り組みました。
ボールが動く度に自分の立ち位置を細かく素早く修正して味方と連動して守ることを徹底してトレーニングしました。
これはトップチーム監督のシメオネが重要視するコンセプトでもあります。

昼食後の座学では午前中の内容を振り返り、さらに午後の攻撃のコンセプトについても予習しました。
ハビコーチはただ話をするだけでなく、選手たちを前に呼び出し質問したり、状況説明の手伝いをしてもらったりと選手たちが飽きずに取り組めるように工夫を凝らしているのが印象的でした。

午後パートでは攻撃のコンセプトについてトレーニングし、ボールを速いテンポで動かすこととダイナミックな動きで背後を狙うことを強調していました。

35℃を超える猛暑の中、体調を崩す選手も出ずに3部構成のトレーニングをやり遂げることができました。
選手たちは最後に充実した表情でハビコーチに色々な質問をしたり、写真やサインをおねだりしていました！

TSAとして初となる外国人指導者を招いてのクリニックとなりましたが、多くの選手にご参加いただき非常に有意義な時間となりました。

国や文化が違ってもサッカーは変わりません。
ボール一つでこうして繋がることができます！
それが未来ある選手たちにとって刺激になり、学びとなり、何かを目指すキッカケになると信じています！

これからも栃木の未来のために、よりグローバルな機会を作っていきたいと思います。

ご参加いただきました選手、保護者の皆様ありがとうございました！

そして素晴らしい人間性で選手に寄り添ってくれたハビコーチありがとう！
Muchas gracias Javi!!